ジャンル
人権、国際条約、子どもの権利、教育、福祉
基本情報
毎日つかえる子どもの権利
甲斐田万智子 【著】
ページ数:152ページ/本文2色(3色使用)
定価:1700円+税
判型:A5判・並製
ISBN:ISBN 978-4-910024-04-2
2024年12月30日 初版刊行
内容紹介
自分の未来は、自分で決める権利がある!
人からされたことで、いやなことはいやと言っていいし、おかしいことはおかしいと言っていい。
自分の言いたいことは、きちんと聞いてもらえる権利がある。おとながこの世界を作っているのではなくて、子どもも、この社会をつくっていく権利がある。だから、子どもの権利はつかうことが大切!
この本は、中学生くらいの子どもくらいから直接読めて、日常で困ったとき、おかしいと思ったとき、どうしたらいいのか、自分にどんな権利があるのか、そして誰にどのような相談をしたらいいのか、よくわかり、つかえるように書かれています。
★この本の特徴
・この本の売り上げの1部が、子どもの権利や人権を守るための支援活動している著者の認定NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights=シーライツ)に寄付されますので、買う行為が支援活動を支えます。
・子ども権利条約の条文が、日本のこども基本法やSDGsのどの条文に該当するか一目でわかります
・子どもの権利条約にそって、いま、子どもにどんなことが起きているか、その場合、子どもにはどんな権利があるか、どうすればいいのかがわかります。
・もしあなたが困っていて、なんとかしたいと思っていたら、具体的に誰に、どんなふうに相談したらいいのか、ほかの人の相談内容を通してわかります。
・困ったときにだれに相談すればいいのか、連絡先がケース別に、相談先をQRコードつきでたくさん掲載
(例)とても嫌なブラック校則を変えたいばあい、親から暴力をふるわれているばあい、ダンスの先生から身体をさわられていやなばあいなど
著者プロフィール
認定NPO法人国際子ども権利センター(C-Rights=シーライツ)代表理事。立教大学、文京学院大学講師。広げよう!子どもの権利条約キャンペーン共同代表。1983年上智大学卒業。1983年から87年3月まで日本ユニセフ協会勤務。その後イギリスの大学院に留学、ブータン、インドに滞在。1996年に国際子ども権利センターに入職。2003年からカンボジアに4年滞在し、子どもの人身売買、性的搾取、児童労働の防止活動に携わる。2010年に帰国後、子どもの権利普及活動を行なう。広げよう !子どもの権利条約キャンペーン共同代表および政策提言チームとして、こども基本法やこども家庭庁が子どもの権利に基づいたものとなるように、政策提言活動に携わる。編著書に『世界中の子どもの権利をまもる30の方法 だれひとり置き去りにしない!』(合同出版)、共著に『こども基本法 こどもガイドブック』(子ども未来社)、監修に『きみがきみらしく生きるための子どもの権利』(KADOKAWA)などがある。
目次
書評・紹介記事など
著者の甲斐田万智子さんが、子どもの権利について多くの媒体から取材、インタビューを受けておられます。最近のものを紹介しておきます。
・朝日新聞 くらし欄「子どもの権利を守るには-条約批准から30年③」2024年12月12日
・朝日新聞 デジタル「権利を教えるとわがままに? 大切にされた子ども、社会を変える力に」2024年11月25日
・沖縄タイムス 社会・くらし「「子どもは対等なパートナー」 那覇市で権利シンポ 甲斐田さん「認識を持ち話聞く姿勢が大切」」2024年11月24日
・長崎新聞 教育・科学欄「世界はおとなだけのものじゃない!」全15回連載記事 2024年7月から11月
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